皆野町日野沢地区で行われていた悪疫払いの行事で、現在は立沢地区と門平(かどだいら)の二地区にのみ残ります。
芦ヶ久保の獅子舞は全体を通して、二頭の雄獅子が一頭の雌獅子を奪い合う様を演じる物語り風の筋書で、現在曲目が8庭伝承されています。時には互いに戯れ合い、時には対決の場面ありの変化に富んだ舞は、観客を楽しませてくれます。
信願相撲は、毎年8月16日船川地区の千手観音様縁日に行われますが、身体健康の願をかけ、相撲を奉納するもので、一つの取組みを二番行い、行司は軍配を上げるが最初に勝ったほうが次には負ける勝負なしの取組みです。
上吉田小川地区で約400年近く継承されている行事で、地元経蔵院壇徒だけで行う共同の精霊送りです。
上吉田小川地区内の県道の両側に400基近いウシと呼ばれる篝火の燭台が並べられ、16日の午後7時頃一斉に点火されます。人々は点火された篝火の中を三往復します。百八灯の煙を浴びると疫病にかからないといわれています。
あんどん祭は祖先の霊の冥福を祈る行事ですが、当日は露店の出店や秩父屋台ばやし演奏大会、花火の打ち上げもあり多くの人々で賑わいます。
赤平川納涼花火大会は毎年お盆の時期に行われる伊豆沢河原に灯篭を流し先祖の供養をする送り盆の行事です。灯篭流しの後は花火大会が開催されます。
札所一番四萬部寺にて、毎年8月24日に行われる大施餓鬼供養会は、古くから関東の三大施餓鬼に数えられ、多くの参拝者が集まります。