秩父札所9番の観音様として親しまれているこの縁日は、昔から安産の守り神として女人の厚い信仰を集めています。
秩父地方で一番早い祇園(夏祭り)と言われる祭りです。八阪神社の例大祭として曳き回す3層の笠鉾は2台あり、1台は万灯の上に波に旭日(太陽)を、もう1台は群雲に月を乗せています。
4月15日の祈年祭と10月1日の例大祭の年2回奉納され、町の無形民俗文化財に指定されています。舞台後方の楽屋で、大太鼓1・小太鼓2・大拍子1・笛1の囃子方が、舞を見ながら奏する「隠れ囃子」が最大の特徴です。
採掘により石灰岩の山肌が露出することで、威圧感のある山容を魅せる秩父の名峰武甲山の山開きです。その名の由来は大和武尊が甲冑を掛けたところからとも言われています。武甲山山頂の御嶽(みたけ)神社社殿において、多くの登山客や関係者が参列し、厳かな山の安全祈願が執り行われます。
横瀬人形芝居は、江戸の説教節三代目薩摩若太夫の孫弟子にあたる横瀬村の若松佐登太夫が、江戸で人形の頭を求め、説教節にあわせて演じる人形芝居を創設したといわれ、近世末期から明治にかけて盛んに行われました。
埼玉県内最大級の棚田で一夜限りの幻想的な空間を楽しめるイベントです。
芦ヶ久保の獅子舞は全体を通して、二頭の雄獅子が一頭の雌獅子を奪い合う様を演じる物語り風の筋書で、現在曲目が8庭伝承されています。時には互いに戯れ合い、時には対決の場面ありの変化に富んだ舞は、観客を楽しませてくれます。
武甲山と輝く稲穂、畦に咲く彼岸花を見ながら演奏会など、秋を感じることのできるイベントです。