秩父市街の南にそびえる武甲山は首都東京に近い石灰岩の山として知られ、現在も採掘が進んでいます。武甲山の石灰岩開発は1917(大正6)年、影森で採掘が開始され、日本最初のセメント工場である、浅野セメントに出荷されました。1923(大正12)年には、秩父セメント設立され、関東大震災後、戦後の東京再開発や、高層ビル建設、新幹線・高速道路網の整備のためのセメントとなり、地場産業として秩父を潤してきました。ブラタモリでも紹介された武甲山石灰岩の生い立ちのナゾを探ってみましょう。
また、石灰岩開発のために敷設された秩父鉄道の廃線跡も歩きます。時間を調整すれば、石灰石運搬電車や蒸気機関車に会えます。
ガイド |
NPO法人 秩父まるごと博物館 |
定員 |
10名 |
所要時間 |
原則90分 |
料金 |
1人催行の場合は2,000円とし、1人増えるごとに1,000円を加算とする |
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< 主コース(約2.61km;90分)>
- 影森駅(武甲山開発の拠点、貨物ターミナル;7分)=300m、4分
- 昭和電工専用線跡(水力発電と石灰化学工業;10分)=500m、7分
- 三輪線踏切(秩父太平洋セメント三ノ輪鉱山の引込線、5分)=230m、3分
- 武甲線跡の遊歩道(浅野セメントの影森鉱山開発と秩父鉄道の延伸、10分)=550m、7分
- 秩父鉱業株式会社秩父事業所(浅野総一郎の銅像、5分)=350m、5分
- 札所28番橋立堂(高さ65mの石灰岩の崖とその下の玄武岩、ブラタモリのロケ地、15分)+橋立鍾乳洞(20分、任意)=680m、9分
- 浦山口駅
< 副コース(約1.35km;60分、浦山口駅から直行)>
- 浦山口駅=60m、1分
- 不動名水(段丘崖の湧泉、10分)=260m急坂、6分
- 橋立浄水場・秩父鉱業株式会社秩父事業所(9分)=350m、5分
- 札所28番橋立堂(20分)+橋立鍾乳洞(20分、任意)=680m、9分
- 浦山口駅
- 前々日17時までの予約をお願いいたします。
- 参加料金は、当日集合場所でガイドにお支払いいただきます。
(お支払いは現金に限ります。釣銭のないようご協力ください。)
- 出発時間の10分前には集合場所へお集りください。
- 歩きやすい服装、靴でご参加ください。
- 帽子や雨具、水分補給は各自でご注意ください。
- 車などには十分注意し、各自で責任をもって行動してください。
- 天候や諸都合により、順路やスケジュールの変更・中止する場合があります。
- 「橋立鍾乳洞」も見学する場合、現地で200円の料金が発生します。