神明社神楽は、安政初年に上州新町の住人で徳丸という人より伝授されたといわれています。白久神明社では、古くは伊勢神楽15座が舞われていましたが、徳丸によって舞も一新され座数も17座に増えました。
神明社神楽の特色は、舞が歌舞伎的手法に変化しているところで、当時白久村では歌舞伎芝居が大変盛んだったといわれており、徳丸流と歌舞伎、さらには伊勢神楽の所作が混ざり合って現在に見る神楽となったものであるといわれています。
日本、〒369-1912 埼玉県秩父市荒川白久1550