文化(1804~1818)初年のころに神官の宮川和泉が、土地の人々を江戸に上らせ、手ほどきを受けさせたという口伝があり、文化13年(1816)の神楽役裁許状がある。神楽は神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞のことであり、神社の祭礼などで見受けられる。貴布祢神社の神楽は江戸系統に属する岩戸神楽で、一神一座形式の36座(36演目)を数える。舞としては翁の舞・猿田の舞などがすぐれているが、多くは黙劇風に構成されたものが多い。秩父神社神楽と並び秩父地方では最古の歴史を持つ。(午前10時から午後3時まで)楽は大太鼓・小太鼓・羯鼓(かっこ)・笛を用い、曲数も三つ拍子・サガリハ・岡崎・本間などをはじめ9曲を数える。
10月第一日曜日に訪れれば、春祭りと同様の神楽を楽しむことができる。
道の駅龍勢会館で地元特産品の購入。
龍勢会館の井上伝蔵記念館など、秩父事件について散策する。
日本、〒369-1503 埼玉県秩父市下吉田6739
季節 |
---|
エリア |
---|
五十音順 |
---|