Product details in English are here
ツグミ工芸舎
Tugumi Craft
秩父に移住してきた足立志次磨さん、由美子さんご夫婦による木工の小さな工房「ツグミ工芸舎」。その名前の由来となっているのは、トラツグミという鳥の名前です。別名ヌエと呼ばれ、日暮れから夜にかけて鳴くので不気味がられ、日本では妖怪扱いされていたこともあるという、なんともかわいそうなエピソードの持ち主なのですが、なぜ、そんなトラツグミから名付けたのでしょう。
「私たちはもともとNYに住んでいて、夫はアーティスト活動を、私はギャラリー勤務していたんです。都市での刺激的な暮らしも楽しかったのですが、少しずつ気持ちが変わってきて田舎暮らしがしたくなったんですね。それで帰国前から住む場所を探していたんです。私たち夫婦は2人とも秩父出身ではないんですけど、何度も訪れているうちに秩父が気に入ってしまって。それで、長男が3歳になった時に今アトリエがある場所を住まいにすることにしたんです。
念願叶って山の中で暮らしはじめた時、夜になると聞こえてくる美しい鳥の鳴き声が神秘的で、とても印象的だったんですね。後から、それがトラツグミの鳴き声だと知ったんですけど、そういう鳥の声が聞こえる町に住んでるっていうことがとっても嬉しくて、それで工房の名前に一部いただいたんです(由美子さん)」
そんな名前の由来もあり、トレードマークはもちろん鳥。焼き印にもかわいらしい鳥のイラストが施されています。商品ラベルにも押されている素朴な鳥さんのハンコは、木の枝の面ひとつひとつに志次磨さんが手彫りしたもの。最初は、自分たちで使うために作ったものでしたが、楽しみながらいろいろなハンコを作って「ツグミ工芸舎百果店 ひぐらしストア」に置いてみると、思いがけず売れゆき好調。今では、すっかりお店の人気商品になってしまいました。
「枝の大きさもちがうし、毎回下書きなしの一発勝負なので、同じものは二度と作れないんです。ちがうものが作れた方が、おもしろいでしょ。だから、どんな表情の鳥さんと出会えるかっていうところも含めて、楽しんでもらえたらいいなぁ、って思ってます(志次磨さん)」
ひとつひとつハンコの大きさもちがえば、鳥さんの形や表情もちがいます。それぞれ1点ものなので、その時々の出会いを楽しんで。
【商品名】 |
鳥さんのハンコ |
【商品概要】 |
秩父の木に1つ1つ手彫りした1点ものの鳥さんハンコ。サイズも鳥さんの表情もすべてちがいます。 |
【価格】 |
大 ¥2,000(税別) 小 ¥1,500(税別) |